コンディショニングの要素〜身体的因子〜

コンディショニングの要素〜身体的因子(代謝系)〜

[voice icon=”https://sports-trainers-share-site.com/wp-content/uploads/2019/01/13.png” name=”だいじろう” type=”l”]こんにちは

STSSトレーナーのだいじろうです

コンディショニングの要素の一つ、身体的因子のなかでも『代謝系』について説明していきますね![/voice]

 

 

代謝系

代謝系

代謝系の指標としては、競技パフォーマンスに直結する代謝能力を反映する指標や身体の健康状態や疲労状態を反映する指標があります。

そのなかでも代表的なものとして、最大酸素摂取量最大酸素負債血中乳酸乳酸性作業閾値、その他についてまとめていきます。

 

 

最大酸素摂取量

最大酸素摂取量

最大酸素摂取量とは、単位時間当たりに体内にどれだけ酸素を取り込むことができるかの指標です。

最大酸素選手寮は、有酸素能力との関連が強いとされていて、心臓の血液拍出能力や肺胞のガス拡散能力、組織による酸素利用能力を反映します。

呼気ガス分析によって計測する専用の計測機は高価であり、一般的とはいえません。

実際には、最大化運動における心拍数と負荷の関係から推定を行うノモグラフを用いた方法が用いられることが多いと思います。

 

 

最大酸素負債

最大酸素負債

最大酸素負債とは無酸素的なエネルギー産生能力の指標です。

ATP-CP系や解糖系の酵素活性や水素イオンの緩衝能が影響します。

簡易的な計測方としてはWingate testに代表されるような短時間の自転車全力ペダリングを用いた方法や階段駆け上がりによる方法があります。

 

 

血中乳酸

血中乳酸

乳酸とは、無酸素的なエネルギー供給系である解糖系の過程で生じる代謝産物です。

乳酸は疲労の指標として用いられていますが、解糖能力が高い競技者ほどレース後の血中乳酸濃度を高められることもわかってきています。

計測には簡便な計測機が出回っているが、微量の血液サンプルが必要となるため、侵襲を伴う計測となります。

 

 

乳酸性作業閾値

乳酸性作業閾値

乳酸性作業閾値とは、解糖系の過程で産生される乳酸の過剰な蓄積を生まずに運動を継続できる最大強度のことです。

有酸素系のエネルギー産生能力や乳酸処理能力との関連が深いとされています。

とくに長距離走や水泳のレース・トレーニングにおけるペースの決定に活用されています。

 

 

その他

その他

その他、身体の健康状態や疲労状態を反映する指標は、主に血液や尿の検査によって得られるものが多いです。

代表的なものとして、

・組織の破壊によって血中に増加する酵素活性(GOT、γ−GPT、CKなど
・肺胞・活動組織でのガス交換との関連が高いヘモグロビン濃度

があります。

また、オーバートレーニングの指標として用いられる、血中のコルチゾル、テストステロン、尿中カテコールアミン排泄量なども身体のコンディションを知る上では重要です。