コンディショニング総論

コンディショニング総論

[voice icon=”https://sports-trainers-share-site.com/wp-content/uploads/2019/01/13.png” name=”だいじろう” type=”l”]こんにちは!

STSSトレーナーのだいじろうです!

今回は、スポーツトレーナーとしての活動に必要な『コンディショニング』についてまとめていきたいと思います

現場での活動の参考にしてみてください![/voice]

 

 

コンディショニングの概念

コンディショニングの概念

「コンディション」や「コンディショニング」という言葉をよく聞くようになりました。

しかし、その意味や内容は明確に規定されておらず、次のようにさまざまな表現がされています。

[aside type=”boader”]競技者が体力を調整、または高めるために行うすべての運動 [/aside]

[aside type=”boader”]体力や技術の工場を目指した計画的な身体運動(トレーニング)の効果を十分に上げるために、身体運動以外の生活条件を合理的に整えていくこと [/aside]

[aside type=”boader”]ある目的を達成するために心身の必要条件を最適化する準備過程の諸側面である [/aside]

[aside type=”boader”]コンディショニングは、ある運動技術を高めるための体力(エネルギー)を準備する過程であり、トレーニングは、その準備された体力を基礎にある特定の目的を持つスキルの習得を目指す過程である [/aside]

 

これらのことを踏まえて、日本スポーツ協会では次のように定義されています!

[aside type=”boader”]コンディション
ピークパフォーマンスの発揮に必要なすべての要因

コンディショニング
ピークパフォーマンスの発揮に必要なすべての要因をある目的に向かって望ましい状況に整えること
=競技スポーツにおいて設定した目標を達成するためのすべての準備プロセス[/aside]

 

ケガをしたあと、まずメディカル部門で、医師、理学療法士のもとでメディカルリハビリテーションを受けます。

日常生活が可能な状態になると、スポーツトレーナーがメディカルスタッフと連携をとりながら、競技復帰にむけてアスレティックリハビリテーションをサポートしていきます。

競技復帰後は、試合や大会などの目標にむけてコンディショニングを実践していくことになります。

ここでは、選手や指導者、コーチ、スポーツトレーナーが「コンディション」「コンディショニング」という言葉に共通の認識をもって、連携していくことが重要になります!

 

 

コンディショニングの目的

コンディショニングの目的

スポーツ現場におけるコンディショニングの基本的な目的は、「競技パフォーマンスの向上」と「外傷・障害の予防」の2つです!

コンディショニングには、身体・体力要素にたいして総合的におこなう一般的なコンディショニグと、各競技種目や競技特性に応じておこなう専門的コンディショニングとがあります。

それらを計画的かつ継続的におこなうことによって、外傷・障害を起こすことなく、最高の競技パフォーマンスを発揮できるようになります。

 

コンディショニングは、競技特性、選手やチームの目標・戦術の確認、スケジュールなどを把握して、構築していきます。

その際、長期的・中期的・短期的な視点から考えていき、同時にコンディショニングにおけるリスクファクターについても整理しておくことが大切になります。

 

 

コンディショニングの要素

コンディショニングの要素

コンディショニングをおこなうための要素として「身体的因子」「環境的因子」「心理的因子」の3つがあります。

 

身体的因子

筋力、柔軟性、関節弛緩性、関節不安定性、アライメント、身体組成、バランス、神経筋協調性、代謝系、スキル、免疫学、オーバートレーニングなど。

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環境的因子

暑熱・寒冷環境、高所順化、時差対策、機内対策、食生活、用具、器具、施設、サーフェイス、睡眠など。

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心理的因子

対人関係、ストレスなど。

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これらの要素を各競技種目、競技特性、現場の状況を踏まえ整備し、コンディショニングをおこなうことになります。

 

 

コンディションを崩す要因

コンディションを崩す要因

トレーニング

選手のコンディションを崩すもっとも大きな要因がトレーニングです。

トレーニング効果を求め過ぎるあまり、トレーニング量を増やしすぎたりすると、コンディションを崩すことに繋がります。

また、トレーニング負荷にたいして選手個々の防衛体力をこえると外傷・障害に繋がってしまいます。

コンディションを崩さずに、いかに質・量の高いトレーニングを消化していき、競技パフォーマンスにつなげていくかがとても重要になります。

 

物理的・科学的ストレス

気温、湿度、気圧などの気象条件、大気汚染、水などがあります。

とくに遠征先や大会期間中の諸条件を事前に確認して、対策を講じる必要があります。

 

生理的ストレス

スポーツ外傷・障害、貧血などスポーツ医学的問題、睡眠不足、胃腸障害などがあります。

日頃からの自己管理が重要な部分ですので、スポーツトレーナーとして選手やチームに対して教育、啓蒙していくことが重要になります。

 

生物学的ストレス

ウイルス、細菌、減量、休養、時差、生活パターンなどがあります。

長時間の移動などがストレスになることが多いので、スケジューリングや移動中の対策、免疫機能を低下させないように注意する必要があります。

 

精神的ストレス

プレッシャー、不安、緊張、人間関係、マスコミ対応などがあります。

自分自身の精神状態をいかにコントロールするか、またそのノウハウを習得させるか対応をする必要があります。

 

 

コンディショニングとスポーツ医学のかかわり

コンディショニングとスポーツ医学のかかわり

選手のコンディショニングをおこなう際に、スポーツ医学とのかかわりはなくてはなりません。

とくに風邪などの感染症や貧血、疲労・オーバートレーニング、スポーツ障害、下痢、便秘、月経などのときには医学的サポートが必要になります。

日頃からスポーツ現場と医学サポートが連携できる体制を整えておくことが、良好なコンディションで競技に臨ませることに繋がります。