[voice icon=”https://sports-trainers-share-site.com/wp-content/uploads/2019/01/16.png” name=”みなみ” type=”r icon_yellow”]だいじろうさん、こんにちは!
たっちゃんが肩をケガしないようなカラダづくりをしたいって言ってるんですけど、どうしたらいいですか?[/voice]
[voice icon=”https://sports-trainers-share-site.com/wp-content/uploads/2019/01/13.png” name=”だいじろう” type=”l”]みなみちゃん、こんにちは!
そっか!
たしかにピッチャーにとって肩のケガは致命的だから、予防しておきたいね
よし、肩のケガを予防するための4つのポイントを伝えていくね![/voice]
[voice icon=”https://sports-trainers-share-site.com/wp-content/uploads/2019/01/16.png” name=”みなみ” type=”r icon_yellow”]はい!
ぜひお願いしますm(_ _)m[/voice]
肩のケガを予防するための4つのポイント
肩は体幹と腕の骨でつくられているようにみえますが、実際は鎖骨や肩甲骨もその動きに大きく影響します。
肩のケガを予防するためには、体幹はもちろんですが、鎖骨や肩甲骨をしっかりと動かせるようになった上で、それらをうまく連動させていけるかどうかがポイントになります。
ピッチングなどの投げる動きでは、それに加えて脚の動きも重要です。
今回は、体幹から腕にかけてをうまく使っていき、肩のケガを予防するポイントをお伝えしていきます!
[aside type=”boader”]【肩のケガを予防するための4つのポイント】
・体幹をうまく使える
・肩甲骨をしっかりと動かせる
・肩を安定させる
・体幹と肩を連動させる[/aside]
体幹をうまく使うためのコンディショニング
体幹をうまく使えるようになるためには、「胸郭(きょうかく。肋骨に囲まれた部分)の柔らかさがあること」「腹部が安定していること」がポイントになってきます。
胸郭は、肋骨で囲まれている部分で、肺や心臓を守る役割があります。
その胸郭には呼吸にあわせて大きく動いたり、捻りの動きや反る動きがあります。
胸郭の動きが硬くなってしまうと、その上にある鎖骨や肩甲骨に無理な動きが強いられてしまうことになります。
胸郭をしっかりと柔らかく動かせるようにしましょう!
胸郭の柔らかさだけでなく、腹部が安定していることも体幹では重要!
腹部は、腰椎(ようつい。腰の骨)と腹筋で覆われていて、胃や肝臓、小腸、大腸などの内臓を守ってくれる役割があります。
腹筋群がうまく働かずに、腹部が安定しなかったら、その上の胸郭の動きが悪くなってしまいます。
腹筋群をしっかりと鍛えていき、腹部を安定させていきましょう!
肩甲骨をしっかりと動かすためのコンディショニング
体幹をうまく使えるようになったら、次は、その体幹の上で肩甲骨をしっかりと動かしていくことがポイントになります。
肩甲骨は鎖骨を介して体幹とつながっているので、鎖骨も同時に動かしていくことになります。
カラダのなかでも、肩甲骨の動きは目に見えて起こる動きではないので、イメージしづらい部分があると思います。
実際のコンディショニングのなかでも、頑張って肩甲骨を動かそうとしていても、上腕骨(じょうわんこつ。腕の骨)だけが動いてしまい、肝心な肩甲骨が動かせていないことも多いです。
コンディショニングの方法や注意点に気をつけて、肩甲骨を動かすという目的を達成できるようにしていきましょう!
肩を安定させるためのコンディショニング
肩は股関節と同じく、いろいろな方向に動きます。
いろいろな方向に動く分、無理な動きを強いられることも多くあります。
そのため、肩ではしっかりと軸をつくった状態、安定した状態で動かしていくことが重要!
肩の軸をつくり、安定させてくれる筋肉、それが『腱板筋(けんばんきん)』です。
肩のケガを予防するためには、腱板筋を鍛えていくことが重要です。
腱板筋は、他の筋肉とは異なり、それほど大きな力を発揮しません。
なので、軽い負荷でトレーニングしていくことが腱板筋の強化につながります。
地味なトレーニングになりますが、とても重要な部分ですので、しっかりと腱板筋を鍛えておきましょう!
体幹と肩を連動させるためのコンディショニング
肩のケガを予防するためには、体幹〜肩甲骨〜肩をうまく連動させて動かせるようになることが大切です。
仕上げのコンディショニングとして、体幹〜肩甲骨〜肩全体を動かしていくメニューを取り入れることで、ケガの予防やパフォーマンス向上につながります。
もともとカラダに染み付いている悪いクセがとれていない場合もあるので、方法や注意点には十分に気をつけてやるようにしてください。