スポーツ現場での救急処置について基本的なことをまとめてみた。

スポーツ現場での救急処置について基本的なことをまとめてみた。

スポーツをおこなっている時の傷害発生や緊急の事故が生じた場合には、それを重篤化させないための適切な処置を迅速におこなうことが求められます。

スポーツ現場では、アスリートの身体に急性のトラブルが生じた場合の救急処置には、医学的な知識と技術を要するため、ドクターが対応することが望ましいとされています。

しかし、現実的にはドクターが常駐しない大会や練習が多く、その場合の対応はスポーツトレーナーの手にゆだねられることが多くなります。

 

したがって、スポーツトレーナーはスポーツ現場における外傷発生時に、的確に救急処置を迅速におこなえるよう、常に準備しておくことが求められます。

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傷害の評価と適切な救急処置

傷害の評価と適切な救急処置

受傷直後の応急処置の良し悪しが、その後の症状の経過や回復の程度を左右するといわれています。

したがって、スポーツトレーナーは、傷害の発症機転、病態、症状などを迅速かつ的確に評価、判断し、適切な応急処置を施すことが重要です。

とくに頭頸部外傷のような重篤な外傷の発生時には、受傷直後の適切な評価に基づいた迅速な判断、対応がなされなければアスリートの生命にかかわることにもなりかねません。

 

また、外傷・障害の受傷直後の救急処置が適切におこなわれたか否かで、患部の痛み、腫れなどの炎症症状の程度や関節不安定性などの後遺症の有無に影響します。

そして、その後の運動機能を回復させるアスレティックリハビリテーションの進行にも支障をきたすとされています。

 

そのため、スポーツ外傷・障害についての基礎知識を知っておくことが大切です。

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内科的疾患に対する救急処置

内科的疾患に対する救急処置

スポーツ現場では、スポーツ外傷・障害だけでなく、熱中症や過換気症候群などの内科的な疾患にたいする救急処置も必要になります。

スポーツトレーナーには、それらの疾患のメカニズムを理解して、それらに対応した処置についてのスキルが求められます。

 

内科的疾患についてはこちらを。

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緊急時の救命処置

緊急時の救命処置

救急処置のなかでも、とくに生命にかかわる呼吸循環機能の停止をきたすような緊急の状態では、機能停止後の数分間の処置が蘇生率を大きく左右するとされています。

そのため、救急隊員の到着を待つのではなく、現場に居合わせた者が直ちに心肺蘇生を行わなければなりません。

 

同様に、頭頸部外傷のような重大事故においても、事故直後に緊急性を判断する的確な評価とそれに対応した正しい処置がとても重要になります。

 

こういった緊急事態は当然ですが、予期せぬときに発生することが多いため、スポーツトレーナーは適切な救命処置をいつでも迅速にかつ正確におこなえるよう、つねに研鑽を積み重ねておくことが大切です。

 

スポーツ現場における救急体制の確立と緊急時の対応計画の作成

スポーツ現場における救急体制の確立と緊急時の対応計画の作成

事故発生時に的確な救急対応ができるようにするためには、スポーツ現場における事故を予測して、事前に事故発生時における救急処置の対応計画を整えておくことが重要です。

競技種目によって特有の外傷とそれに合わせた救急処置、ルール、環境などを想定した救急体制を整えておくことで、的確な救急対応ができるようになります。

そのためにも、スポーツトレーナーとして活動していくには、競技特性や救急処置に用いる用具などについての知識・技術が必要になります。

 

まとめ

以上のように、スポーツトレーナーの業務としての救急処置は、スポーツ現場の安全対策として不可欠なものであり、常に外傷・障害や疾病の発生を意識してそれにたいする準備をしておくことが求められます。

 

スポーツ現場にいるスポーツトレーナーは、事故発生時に1番最初に処置・対応を求められる「ファーストエイダー」となります。

ファーストエイダーとしての役割を果たせるよう、しっかりとした準備をしておきましょう。

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