スポーツトレーナーが知っておくべき運動器の機能解剖(運動の表し方)

スポーツトレーナーが知っておくべき運動器の機能解剖(運動の表し方)

[voice icon=”https://sports-trainers-share-site.com/wp-content/uploads/2019/01/13.png” name=”だいじろう” type=”l”]こんにちは!

STSSトレーナーのだいじろうです。

今回は、スポーツトレーナーとして知っておくべき運動器の機能解剖として『運動の表し方』についてまなんでいきましょう。

トレーニングやケアをしていく際に、運動の表し方を理解しておくと、いろいろな情報を活用できるようになります。

ここでは、運動の表し方について基本的なところをまとめていきます。[/voice]

 

 

基本的な関節運動

基本的な関節運動

人の身体の関節運動を表す代表的な用語として、次のようなものがあります。

[aside type=”boader”]・屈曲:flexion
・伸展:extension

・外転:abduction
・内転:adduction
・外旋:external rotation
・内旋:internal rotation
・ぶん回し運動:circumduction[/aside]

それぞれの運動についてまとめていきます。

 

 

屈曲と伸展

屈曲と伸展

屈曲・伸展の運動は、前額軸を中心として生じる矢状面上の運動です。

屈曲は、隣接する部位が近づき、互いのなす角が小さくなる運動、伸展は、反対に隣接する部位が遠ざかり、互いのなす角が大きくなる運動のことをいいます。

とくに手関節では、屈曲を掌屈、伸展を背屈といい、足関節では、屈曲を底屈、伸展を背屈といいます。

肩関節では、屈曲を前方挙上、伸展を後方挙上という場合もあります。

 

 

外転と内転

外転と内転

外転・内転の運動は、矢状軸を中心として生じる前額面上の運動です。

外転は、身体の一部が正中線から遠ざかる運動で、内転は、正中線に近く運動のことをいいます。

肩関節では、外転を側方挙上という場合もあります。

 

外旋と内旋

外旋と内旋

外旋・内旋の運動は、垂直軸を中心として生じる水平面上での運動です。

上腕部や大腿部の前面を外方に回す運動を外旋といい、内方に回す運動を内旋といいます。

前腕では、肘関節を屈曲した状態で、手掌が上を向く運動を回外、手掌が下を向く運動を回内といいます。

 

 

ぶん回し運動

ぶん回し運動

屈曲・伸展、外転・内転の組み合わせによって生じる運動をぶん回し運動といいます。

遠位部が円を描くような動きをすることから描円運動という場合もあります。

肩関節や股関節、手関節などでみられる運動です。

 

 

その他の関節運動

その他の関節運動

その他にも、部位によって特有の関節運動があります。

肩関節では、肩関節では90°外転位で上腕の前方への運動を「水平屈曲(Horizontal Flexion)」、後方への運動を「水平伸展(Horizontal Extension)」といいます。

足部では、回内・外転・背屈が組み合わさり、足底が外を向く運動を「外がえし(Eversion)」、回外・内転・底屈が組み合わさり、足底が内を向く運動を「内がえし(Inversion)」といいます。